今回は、転職もそうですが
仕事運を下げてしまう要因について
経験も交え深掘りしていきます。
皆さんの中には、仕事をこんなに
頑張っているのに、認められない。
これは上司ガチャもあります。
しかし、仕事運を下げている行為が
あるのではないか。
警備からの転職もそうですが、
仕事運を上げて、より良い縁を
呼び込むのがコスパ・タイパがいい。
そして転職先でも、自分の居場所を
確保するために、仕事運を上げるのは
必須といえるでしょう。
さて、僕がこのテーマに気づいたのは
過去の経験に遡ります。
警備業界での転職に失敗し、一敗地に
塗れ、同業界脱出を目指して職業訓練に
行きました。
設備管理の仕事を目指し、第二種電気
工事士など関連資格も取りましたが、
いかんせん経験者の縛りに阻まれ。
訓練校修了が迫り、最後の訓練月で
僕はハローワークの求人を見つけました。
ちなみに、訓練校には就職支援室という
ものがあり、ハローワークの求人は全て
挙げているとの職員談でしたが
上記の求人は挙がってきていません。
なんじゃこりゃ。
それはともかく、就職しなくてはいけない。
訓練校の方針で、非正規雇用も就職に
カウントするとのこと。
見つけた求人は、地元市役所の臨時職員で
市が管理する駐輪場を巡回し、放置車両や
不法投棄に対する啓発活動を行うもの。
警備の経験が活かせるのと、とにかく
就職しなくてはというプレッシャーから
応募、首尾よく採用されました。
そこまでは良かったのですが、
約1年経ち臨時職員の任期が終わり、
ハローワークへ行きました。
セーフティーネットである、失業給付を
受けながら、設備管理の仕事を探そう。
そう思った矢先・・・
「給付には(数日)足りません」という
職員の声。1年勤めたじゃないか、給付
資格はあるはずだと主張するも
苦情があるなら、ここへ申し出て下さいと
一枚の紙を渡され、END。
この顛末を説明すると、僕を雇い入れる時
前任者の取り扱いで粗相があった。
僕の前任者は、雇用延長を希望したらしい。
それで人事課に書類を送って、却下された。
当該課は、延長不可を知らなかった。
雇用延長が人事課に突っ返される、
お役所仕事なタイムラグで採用が遅れ、
僕は月中旬から採用となりました。
これが、月初とは言わずとも前週からの
採用ならば、失業給付の資格を得ていた
のです。
こんな嫌がらせのような結末が、最後に
待っているとは・・・仕方なく僕は一旦
警備業界に戻る羽目に。
雇用延長ができるかどうかは、人事課に
電話で聞けばわかったはずです。それさえ
やらない温い仕事ぶり。
まぁ使う側も片手間だし、仕事に困って
いる人を雇ってやるか、程度の認識だった
のでしょう。
ただその課は過去、不祥事を起こし
市議会で叩かれた経緯があります。
信頼回復を連呼する課長。
僕が退職した次年度、課長や係長は
総替えされ、さらにその後機構改革に
よって、課名も変わっていました。
所詮、その程度の組織だったか。
温い仕事ぶりの結末らしい。
納期や期限があり守れないと
ペナルティーがある仕事には、
何とか守ろうとします。
社会人として、最低限のことです。
しかし、上記のように遅れても
これといった実害がない仕事に
対しては、認識が緩くなる。
僕は実害がないと言いましたが、
失業給付が受けられず、泣きを見る
人も出てくる。
もっと言えば、人生を狂わせる。
正規公務員に、この認識を持たせる
のは、酷かもしれません。
ただそんな仕事の温さだから、議会
でも叩かれたし、機構改革で課自体が
消えてしまう。逆も真なりか。
この教訓から学べるのは、あっ忘れてた
といういわゆるうっかりが、人によって
大きな影響を与えていないか。
もちろん仕事には優先順位があり、
緊急度の高い仕事から処理しなければ
ならないでしょう。
だからといって、一見優先度の低い
仕事が、誰かにとって切実な問題かも
しれないということ。
僕のケースでは、人事課に1本電話を
入れれば、何てことなかったのです。
不可抗力ではなかったということ。
ここで今回の結論ですが、仕事運を
上げるには、想像力が大事。
一見優先度が低いけど、手を付けないと
誰かが泣きを見るのではないか。仕事は
誰かを喜ばせ、報酬を貰うのがベスト。
逆に言えば、貴方の仕事で泣く人が
少ないほど、仕事運が上がっていく。
その辺の想像力がツボにはまるか。
全ての仕事に対して、気にかけていたら
持たないという声もあるでしょう。
全ての仕事を気にかける必要はない
のです。ここ一番に想像力を働かせれば
よい。これにはセンスが要ります。
センスとは「ふとした感覚」ですね。
想像力をリードするものです。
仕事を頑張っているのに、ろくな転職先が
みつからない。または転職自体がうまく
いかない。
これは、上記で紹介したようにどこか
仕事が温くて、誰かを泣かして仕事運を
下げてしまっているかも知れない。
仕事運を下げる要因は、1つとは限り
ませんが、今回紹介する要因が大きな
ものであるに違いありません。
重要な仕事は、誰だって優先順位をつけ
こなします。問題は、一見そう見えない
仕事。これで差がついて行く。
具体的なアクションとしては、前述した
ように、人事課に1本電話を入れる。
あくまで例えですがその程度でいいのです。
警備は委託業者として従事する事が
多いので、僕が紹介したケースに
当てはまらないかもしれません。
しかし、クライアント側に就職し
権限を持つ立場になったりします。
立場の下に対して慮れるか。
この訓練は、警備であっても行う
ことができます。清掃や設備といった
別業者への配慮に現れるでしょう。
一警備員であっても、警備を突き抜けて
転職するには、仕事運を上げることが
必須です。
やるべきことをこなすのは当然ですが
いかにプラスアルファを醸し出せるか。
これが仕事運といってもいい。
プラスアルファとは、泣きを見る人を
出さない、または余計な角を立てない。
迷惑を被る人を最小限にする。
そういった事を含め、その人の評価に
なっていく。目立つパフォーマンスが
その人の全てではないのです。
俺を評価してくれと言わんばかりの
振る舞いの一方で、嫌われるような
言動をしていることに気づかない。
そんな人、警備にもいますよね。
大抵トラブルもセットで引き寄せます。
貴方の職場での振る舞いは、仕事運を
上げるものでしょうか。上げるだけでなく
下げてはいないでしょうか。
貴方の知らないところで、泣きを見る
人はいないでしょうか。その辺の想像力が
転職を含め、未来を創っていきます。
人生のここ一番という時、こうあって
欲しいという事を、寸前で梯子を外される。
例え悪意はなくとも。
因果応報よろしく、巡り巡って自分に
降りかからないとも言えない。
少なくとも、自分が梯子を外す側に
なりたくないものです。
コメント