人は器に合った仕事しかできない


貴方の周囲に、こんな人いませんか?
組織がダメ、上司がダメ、部下がダメ
委託業者がダメ・・・



ダメダメ尽くしで、批判が収まらない。
気持ちは分からなくもないのですが、
聞いていていい気持ちにはなりませんね。



そんな環境に来たのは、貴方がそういう
器だからでしょ、というのが結論ですが



今回は、自分の器通りの環境を批判する
人はどうなるか、という話をします。
加えて将来を見据えてどうすればいいのか。



そもそも、人は自分のあった器の環境を
引き寄せます。自分が望んで入った組織が
器にあった環境なのです。



他人は自分の鏡と言われますが、それが
自分の望まないものであったらどうするか。
これでその人の器が知れるもの。



組織は法に触れていれば、労基が動きます。
労働条件通知書に反してしれば、労働組合
が動くでしょう。



そういうこともせず、自分の力(言葉)で
組織や他人を変えようとする行為は、社会人
として、いかがなものか。



それも、マイナスの言葉(批判)を以て
です。



批判は全て悪とは言いませんが、批判する
以上に、前向きな意見具申とセットでなく
てはなりません。



何故かと言えば、マイナスの言葉は陰の
気を集めます、その延長上になにがある
のか。



その人の発する言葉で、将来どうなるか
見えてくると言われます、今は良くても
長期的にはどうなるか。



そんな人は、他人のやった事の粗さがしを
して、マウントを取る事で優越感を感じる
のでしょう。



武器になっているはずの舌鋒鋭い批判は、
実は諸刃の剣であることに気づかない。



マイナスの言葉は、マイナスの環境を
引き寄せます。もしくは、マイナスの
事案を引き寄せます。



そんな人は、いつも自分が正しくて
仕事ができると思っているし、忙しい
ことにステータスを感じています。



こんなにやっているのに、なんでこんな
目に遭うんだ、という嘆きであっても
実は、本人が引き寄せたのではないか?



そんな浅ましい姿を見せられる方も、
気持ちのいいものではありません。



大抵そんなケースは、自分の力の及ばない
ところから降りかかってきたもので
自分が引き寄せた自覚がない。



そういうのも含めて、自分の器なのです。



自分は過去の業務で、卒業試験と自分で
決めた現場をつつがなくクリアしたら合格、
と決めたことがありましたが



そこで、自分の力の及ばないところで
トラブルが起こっても、合格とは認め
難いと考えていました。



と言うのは、トラブルに遭遇すること
自体自分に運がないから。転職先でも同じ
ような事に見舞われる可能性大。



要は、自分の仕事運という器を点検し
将来やっていけるかという観測を行う
のが、職場の卒業試験なのです。



今の環境が、不満に満ちていれば
転職もやぶさかではありません。
ブラックなら速やかに脱出でしょう。



だけれども、そういう環境を引き寄せた
のは、自分の器だという自覚はあって
欲しい。



その上で、マイナスの言葉を吐き続ける
と、どんな未来が待っているか。ちょっと
立ち止まって想像してみませんか。



恥ずかしながら自分も、そういった
時期がありました。



それ故に警備業界から
脱出に時間がかかったのです。



自分の発する言葉が、未来の環境に
影響すると分かれば、おのずと対策は
分かってきます。



仕事運が下がることが明らかな、マイナス
の言葉をまき散らす人には近づかない。



そんな人は、スペシャルなトラブルを引き
寄せる確率が高くなります。巻き込まれたら
シャレになりません。



同時に、マイナスの言葉を控え代わりに
プラスの言葉に置きかえる。



これ、転職面接でも有効なスキルです。
マイナスの要因でも、前向きに変換する
ことで、突破できる確率が上がります。



例えば転職面接で、人間関係が原因で
辞めたとしても



「チームワークや、意識の高い職場で
働きたい」



長時間労働が嫌で辞めたのであっても
「オンオフのメリハリをつけ、成果を
出したい」などと変換する



発する言葉は生き様を現わします。
面接ではそれも見られている。



今からでも遅くはありません。言葉を
前向きなものに変換しましょう。



求人を捜し、応募して書類を送り
面接に臨むのが転職活動ではありません。



自分が志した時から、転職活動は
始まっているものです。



自分の器が変化していくと、
周囲も変わっていきます。
人間関係が一番分かりやすい。



それまで仲良く付き合っていた
人と、疎遠になってくる。



これまで自分は、転職において
仕事運を高めて、いい縁をゲット
するのが近道と言いました。



中年以降は特にそうです。
市場価値を高めていく時間も
少ないからです。



周囲を敵ばかりにして、身動き
とれなくなってしまう人も
見てきました。



第一、他人のやっていることを
チェックばっかりやっている人は
何を創り出したいのでしょうか。



転職は、これまで培った仕事運を
ベースに、新たな仕事運を上乗せ
するようなもの。



そこに、自分の人生で
何を創り出したいかが問われる。



自分の人生をどうしたい?
どんな結果を創り出したい?



他人のやっていることのチェック
ばかりしている人は、何も創り
出したくないのでしょう。



自分の言動や思いが、未来を創って
行くと思えば、只今の行いを制御
することで、未来を変えられる。



今いる環境は、過去の自分が創り
出したもの。いわゆる自分に合った
器であった。



それをより良くしたいと欲すなら、
生産性のない批判をしている暇は
ないはずです。



他人の悪口を言っている暇があれば、
自らの人生をより良く創り出す
アクションをする人が勝つ。



自分の創り出した器が不満ならば、
グレードアップする方向へ舵を切る。



過去に紹介した職業訓練も、その
機会として有効です。一旦人生の
リセットも兼ねます。



人間は環境の影響を受ける生き物
だけれど、逆も真なりで環境から
変える事で、自らを変えて行く。



生産性のない批判をするくらいなら
自らを変える環境に飛び込め、と
言いたくなります。



その勇気こそが、人生をより良く
する流れを創っていく。



但し自分は恥ずかしながら、その
勇気さえなかったのですが、動かざる
を得ないように追い込まれました。



一見理不尽なことで窮地に
追い込まれても、別の角度から
見れば、ターニングポイント。



業界内転職に失敗し、一敗地に塗れ
職業訓練を志した頃がそうでした。



窮地からの脱出プロセスで、自らの
器を大きくすることもできるのです。
まずは目の前の壁を乗り越えよう。




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