大人の恨みの怖さ



いじめっ子への最大の復讐は「幸せに
なる事」よく耳にしますが、これは
真理でしょう。



一方で、いじめられた者が最も溜飲を
下げるのが「いじめっ子が不幸のどん底
に落ちる事」



これには反論はあるでしょうが、
事実だと思います。



子供の頃にはわからなくても
いい大人が恨みの怖さを想像できないのは
問題がある。



今回は、自分の経験を交え「大人の恨みの怖さ」
の実例と、可能な限り回避するには、及び
反撃について語ります。



社会人で、いじめの究極といえばパワハラ。
心身を病み、業務続行不可能になれば事実上の
退職せざるを得なくなる。



最も卑劣なケースになると、被害者を
廃人同様に追い込んで、証拠も残さず
反撃を封じるケースがあります。



解雇規制が厳しい、日本ならではのやり口
ですね。ブラック企業のお家芸です。



自分が警備業界で2番目に勤めた
B社は少し違いました。



B社は、全国規模のビル管理会社でしたが
警備は片手間感があり、主に外資系保険
会社ビル物件を担当。



地元には、警備する施設は一つしかなく、
入札で負ければ、全員解雇。地元警備業界
では、当時破格の待遇でしたが・・・



隊長が気に入らない隊員がいても、
異動で浄化はできません。
となると解雇しかない。



現場を牛耳る所長&隊長は因縁をつけ、
2人の隊員の首を切りました。



この突然のクビ、晴天の霹靂ばかりか
どれだけショックだったでしょう。



さらに、解雇の理由がかつて隊長も
やっていた行為だったのです。



解雇された隊員は、職場の黒歴史を
本社社長まで告発状を送ったらしい。



しかしなしのつぶてで、支店長が来て
お茶を濁した程度。



人事的に何の処分もしないB社。これが
禍根となったようです。



解雇劇から約2年半経った頃、インター
ネット掲示板に、B社現場の黒歴史が
暴露され始めたのです。



当時の保険会社・警備・ブラックで検索
すると、暴露のスレッドがずらり。
絨毯(じゅうたん)爆撃です。



これを見たクライアント側の担当者は、
B社隊長に真偽を確かめたそうです。



ウソは言えない隊長。ほどなくしてB社は
信用を失い、臨時入札が行われ負けました。



解雇され、インターネット掲示板に書き
込んだであろう元隊員は、さぞかし溜飲が
下がったことでしょう。



これから教訓として言えるのは、有無を
言わさぬ解雇は、将来の禍根になる。



そこまで極端でなくても、根こそぎ奪う
のが、警備の権力闘争です。敗れて職場
を去った隊員の恨みはいかばかりか。



「従業員をクビにする」「異性を振る」
は恨みを買う行為のベスト2です。



故に上記の行為を、やむを得ないで行う
場合には、細心の注意が必要です。



周到に根回しを行い、人格を傷付けない
配慮を持って・・・めんどいですね。



異性なら、相手に嫌われて去って行く
形にするのも悪くありません。



解雇なら、次の受け皿を用意するといった
配慮があれば、禍根は小さくなる可能性が
あります。簡単ではありませんが。



上記のケースのように、2年半経っても
恨みを晴らそうとインターネット掲示板
に暴露する手段に出た。



解雇劇がお粗末だったのと、生活の糧を
根こそぎ奪われた喪失感が、恨みを深く
したのです。



所長&隊長は要領で世の中渡って来た
タイプで、他人の裏をかいて勝ち上がる
のが上手かったようです。



但し、その方法はあまりにも稚拙で
客観的にお粗末さが見え見えの立ち回り
だった。



一時的に優位に立っても、恨みを買う
のとトレードオフでは、いつしか足元を
掬われます。



ざっくり言えば、いい歳した大人が
極力恨みを買わないようにするには、
大人の対応をすること。



残念ですが警備隊長クラスでも、それが
できていない人も散見します。
禍根が残れば、反撃は必至です。



そんな不毛な潰し合いを身内で行う
組織は、先が知れています。



男社会はマウントの取り合いですが、
一線を越えてはいけない。



その一線とは、相手を本気で怒らせる
こと。



上記のケースでも、手段を選ばぬ復讐に
出たのは、本気で怒らせてしまったから。



この怒りに対する理解が浅いと、
権力闘争に勝ったようでも、禍根が
残り、足元をすくわれることに。



それも正面から殴られる形でやられる
ならまだしも、水面下で周到に準備
され



いきなり後ろから弓や鉄砲を撃たれる
形で、復讐されるケースもあります。
いわゆる飛び道具で反撃される。



それを見た周囲も、因果応報だねと
思うしかありません。かつての
ガキ大将が凋落する瞬間です。



いじめっ子に対して、進学や就職など
人生の節目を狙って、復讐するケースを
散見します。


大学合格が取り消しになったという
事案も見かけます。



見ていてあまり気持ちのいいもの
ではありませんが、被害者からして
みれば、これ以外の手段がなかった。



第一いじめやパワハラの大半は
学校や会社の外でやったら犯罪
なのです。



それをほとんど取り締まれない
社会に対する復讐でもあるのでしょう。



イジメやパワハラは、された方は
ずっと覚えています。



そして復讐の機会を虎視眈々と
狙っています。やった方は
それくらいに思った方がいい。



突然、信用を失うような形で
復讐されるかもしれない。社会的に
抹殺されるような羽目になるかも。



それだけ、被害者の恨みが深い。
人間関係で大きな失敗をする人の
多くは想像力に欠けている。



復讐は何も生まないと言われます。
確かに法に触れるような復讐は
NGでしょう。



しかしながら、相手の所業を
知らしめる復讐なら悪くない。
淡々と事実を示すだけでいい。



パワハラなら、ハラスメント窓口や
人事担当に通報しておく。



そして、相手が問題を起こしたら
処分してもらう。どこまでやるかは
体制側の判断ですが。



このように「一矢を報いる」のような
アクションが、後の布石になっていく。
倍返しはしなくても。



ハラスメントを行う人は、自分が
正しいと思ってやっている。
面白がってやる人もいます。



それを覆され、奈落の底に落ちる
処分をされたらどうなるか。彼らの
多くは、屈辱に耐えられません。



それでも、他責にするんでしょうね。
そこで効くのが、事実の羅列。
記録を残しておきましょう。



一矢報いても、それがきっかけで
総崩れになる可能性もある。



大人のケンカは、勝てるステージで
行うこと。自分のターンが来ている
時に行動を起こすこと。



うじうじと悩むくらいなら、他人の
力を借りてでも、一矢報いた方が
精神衛生上もベターです。



他人の力といいましたが、
パワハラなら、労働法に詳しい
専門家やユニオン。



DVもそうですが、争うなら
専門家を間に立てて法的措置を
取るのが理想です。




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