非正規雇用のインセンティブ



非正規雇用記事が続きますが、自分は今
働いているのも非正規雇用。警備時代よりも
待遇は改善するも、単年契約更新で雇用継続。



地元では大手以外、警備で正社員を
謳っていても、実質待遇は非正規雇用と
変わらなかったりします。



そこで、非正規雇用者がモチベーションを
上げる、インセンティブとは何かについて
今回は語ります。



今回はNOTE記事からの引用です。
「責任感は責任を上司が引き取るから生まれる」



正職員と非正規職員の意識を同じにするには
どうしたらよいか?と質問を受けた。



そもそも待遇も給料も責任も違うのに、
同じ意識を持たせようとするところに無理がある。



非正規職員は不利な立場である以上、責任は
軽くなきゃおかしい。待遇が違えば責任は違う。
まずそこから始める必要がある。



投稿者さんは、責任は上司(正規雇用者)が
引き取り、非正規には仕事を楽しいと感じて
もらう事が、鍵と語ります。



非正規雇用者は責任をとらなくていい。仕事を
楽しめばいい。そこから、責任感が生まれる。



ところが最近は非正規雇用者を正規雇用者に
置き換えて行く、基幹化なる労働力の
ダンピングが行われています。



給与は責任に比例する。同一労働同一賃金
の論拠はここにあります。しかしながら現実
は逆になっている。



一番いけないのは、上司(正規雇用者)が
責任を非正規雇用者に丸投げするスタンス。



保育士の一斉退職問題は、これが背景に
あると観ています。



警備だと、警備仕様書で業務が定義されて
いるものの、軽微(シャレではなく)な
業務は口頭でOKという現場もあります。



これがエスカレートすると、クライアント
側の要求無限地獄になっていく。



自分がかつて従事していた、市役所警備で
クライアント側である、市役所管財課係長
の在り方を見た、別の職員さんが



文書でなく口頭で業務を要請する場合には、
クライアント側は、お願いしますという
スタンスでなければならない。



しかし現状を見ていると、やってもらって
当たり前だという態度だ。これは由々しき
ことだと語っていました。



この頃から、仕事が楽しくなくなって
きたのです。お世話になった上司が
退職していった時期でもありました。



前業者と比べ待遇の悪さ自体は、市役所
職員から揶揄されるものであったけれど



それでも業務を軌道に乗せ、回るように
なった楽しさはありました。それも上司が
奔走してくれたおかげ。



上司が「俺がなんとかするよ」といった
信頼感があってこそ、現場で矢面に立つ
意義があるものです。



むしろ現場で業務に従事する事が楽しく
なる。逆に責任感を持ってきっちり業務
遂行しようという意識になっていく。



結論として、立場の弱い不安定な雇用の
労働者(警備もそうです)の生産性を
上げるには、仕事を楽しんでもらう。



そのインセンティブこそが、待遇の悪さ
を補い、モチベーションを上げていく。



非正規雇用者の責任を、正規雇用と同じ
にしていくのは、上記と逆行するもので



事実上の賃下げだけではなく、仕事自体が
楽しくなくなってしまう。



僕も市役所警備最後の方は、息苦しさが
目立ち、楽しさは乏しくなっていきました。



上司の側に、責任を引き取る意思がなければ、
そして楽しんでもらう工夫がなければ



部下に責任感を感じてもらうことは
できないのかもしれない。



制度としてもしくは組織の方針として
正規雇用の責任を非正規雇用者に転嫁する
のでは、非正規雇用者の心は離れていく。



それでなくても、先の見えない雇用で
働いているのだから、別の職場に目移り
してもおかしくない。



待遇の悪さは、仕事の楽しさで補う。
もちろん程度問題だけれど、長く続ける
インセンティブになる可能性はある。



いい加減、非正規雇用者を上手く使わない
と業務が回らなくなる、といった危機感を
正規雇用(上司)は気付いて欲しいですね。



ところで、非正規であっても同じ職場に
長年居ると、正規職員より業務に通じて
いたりします。



正規職員が数年単位で異動する、
公務職場は特にそうです。異動で
来た正規職員へ仕事を教える事も。



そこで尊大に振る舞う非正規職員が
いないとも限らない。



一番良くないのは、自分の方が知識や
経験があるからといって



「自分の言い分を認めろ、だけど
責任は取らないよ」と言わんばかりに
正規職員を詰めてしまったら。



正規職員から嫌われるに決まって
います。一緒に仕事をしたくないと
思うに違いない。



その延長上に何があるのか。
自分が正規職員なら人事課にこう
言います。



もう現場に、正規職員はいらない
でしょう。正規職員を論破する知識も
あるのだから、十分これで回る。



労働時間の縛りを撤廃して、時間外が付く
ようにすれば、労務管理上も非正規職員
だけで現場を回すことができる。



そして正規職員がいなくなれば、
人件費の削減になりますよね。
そう進言します。



正規職員にマウントを取る事で
承認欲求を満たす延長には、そんな
未来が待ち構えているかも知れない。



第一、非正規職員が中心に現場を回すと
思い込んでいる時点で、尊大極まりない。
責任を取る気がないんだろうが。



このように、正規職員が責任を取ると
いうスタンスを悪用して、現場で
やりたい放題する非正規職員も。



ただその体制がずっと続くかと言えば、
前述したような正規職員側からの提案で
機構改革の波に飲まれる可能性も。



正規職員は、人事と繋がっているのです。
管理職ではなくても、人事課に知り合いの
職員がいるかも知れない。



機構改革で、非正規職員を減らせという
話が出た時に、嫌われている非正規職員は
次年度の雇用がないかもしれない。



立場をわきまえろ、という事ですね。
所詮は非正規、1年単位の雇用です。
使う側が雇わないと言えば、END。



正規職員に好かれる必要は無いけれど、
嫌われるリスクを理解していない。
一緒に仕事をする仲間として。



一方で立場の違いにあぐらをかいて、
面倒なことほど、非正規職員に振る
不届きな正規職員がいるかもしれない。



そんな責任を取らない人は上司に
言って、変えてもらいましょう。
上司のマネジメントの範疇です。



正規職員が責任を引き受けることで、
非正規職員が楽しく働け、結果的に
責任を持つようになる。



この構造が機能するには、お互いが
立場の違いをわきまえて、大人の対応を
するのが条件です。



いわゆる民度の低い職場では、上記は
機能しない可能性が大。社会人として
レベルが低いと言わざるを得ません。



そんな職場にアクセスするのは
避けたいところです。この辺が
転職はガチャと言われる所以ですね。






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