さて今回は、人間関係の中でも
厄介なハラッサ―の末路について。
ハラッサーとは、パワーハラスメントや
モラルハラスメントなど、ハラスメント
行為の原因者を指します。
ハラッサ―、特にパワハラは立場の
違いを利用して、行われますが
対象者を支配下に置いている時は
抑えられるが、それを離れられると
反撃される可能性がある。
ハラスメントを受けている方に
してみれば反撃のチャンス。
そこで手段として「飛び道具」が
使われる、という構図なのです。
後ろから弓を引かれる、または
鉄砲を撃たれるなんて比喩表現が
ありますが、まさにそれ。
本人の知らないところで着々と
準備され、突然足元をすくわれる。
武器は実際の弓や鉄砲ではなく、
告発だったりします。ペンは剣より
強しですね。
まずは、自分の体験を交えて
ハラッサ―の凋落を紹介します。
過去にも紹介しましたが、自分が
警備業界2番目に勤めた会社。
B社とします。
B社は、全国系列のビル管理会社で
警備は主に外資系保険会社ビルを
担当。
自分がB社に入社したのは、前隊長が
クビになったから。突然の解雇劇
だったらしい。
前隊長に因縁をつけて、クライアント
側と結託し、排除工作があった模様。
クライアント側の要請と言う形で解雇。
仕掛けのは、新隊長と所長のコンビ。
この2人は、かつての同僚であった。
新隊長は平隊員からの抜擢。
この人事に、自分以外の隊員が
疑問に思わない訳がありません。
東京から、部課長がやってきた。
しかし、所長の恫喝が効いていた。
本当のことを話せば、どうなるか
わかっているな、と。
B社は地元には、警備する施設は
一つしかなく、現場を追い出される
=解雇なのです。
こうして新隊長は所長と結託して
恐怖政治を行うようになったのです。
気に要らなければ、排除するぞ。
始末書を書きたくなければ、弁当を
おごれ、などやりたい放題。
リーマンショックが起こった後、
新隊長は、2人の部下を因縁をつけ
解雇します。
解雇の理由は、新隊長が禁じていた
行為をやったから。しかし新隊長も
行っていたのです。
2人が解雇になってから、コソコソと
証拠隠滅を図っていたようです。
このダブルスタンダードが許せないと
解雇された元隊員は、東京本社の社長宛に
告発状を送ります。
しかし、現場に現れたのは課長と
支店長だけ。そして新隊長と所長の
人事的処分はなし。
これに業を煮やした元隊員は、
解雇から2年以上経って、別の手段で
報復したようです。
インターネット掲示板に、B社の
黒歴史を暴露。すでに自分は退職
していました。
○○○(保険会社)、警備、
ブラックで検索すると、
スレッドがずらり。
この絨毯爆撃に気づいた
クライアント側の担当者が
新隊長に尋ねました。
これに書いてあることは本当ですか?
否定することはできません。
ほどなくして、臨時入札が行われ
B社は実質途中契約解除と言う形で
負けました。隊員は全員解雇。
掲示板に書き込んだ側としては、
溜飲が下がったでしょう。
次に、自分がB社を辞めてC社に
転職した時、現場を牛耳っていた
ハラッサ―の話です。
C社は、地場中小警備会社。B社
より、待遇は落ちます。自分が
新隊長のパワハラに堪えかね転職。
しかしC社で待っていたのは
地獄の一丁目。
配属された駐車場監視室は、
3畳ほどの狭い部屋で、そこで
ハラッサ―と2人勤務。
座敷牢よろしく、自分は
モラルハラスメントを受ける
羽目になります。
三か月ほどで緊急脱出よろしく
退職。這う這うの体でした。
しかし退職直前、自分はそいつの
尻尾をつかむのです。
出口精算機で、1万円札が
使えないことに気づいて、呼び出しを
かけるお客様がいます。
そこで、両替用に千円札を5万円分
監視室で用意している。
ハラッサ―はそのうちの3万円分を
自分で預かると言い出した。勝手に
持ち出すという事です。
そのことに触れると、烈火のごとく
怒り出します。
C社を退職直前、常務にこの事案を
告発しました。常務はお金を返却
させるとだけ言いました。
ところが退職して1年近く経った頃
元同僚から、顛末を聞いたのです。
自分が辞めた半年後、ハラッサ―は
別部署に異動になった。そこは勤務
時間が短く、給料が激減。
さらに自分の支配できる環境では
なくなったので、ストレスMAX。
要するに干されたのです。
そんな折、常務が駐車場監視室に
応援と言う形で臨時復帰を命じます。
ハラッサ―はこの手の屈辱に
堪えられません。
自分の都合のいい時だけ、
戻しやがって。彼は辞表を出し
辞めていきました。
後日、そのハラッサ―が別警備会社の
制服を着て、道路に立っていました。
「もうC社では旗は振られない」と。
自分の告発がどれだけ効いたか
分かりませんが、遅延信管の
ように作用したようです。
遅延信管とは、砲弾やミサイルなど
着弾してすぐ爆発するのではなく、
タイムラグを置いて爆発する信管。
戦略的に上手くいったのは、
ハラッサ―の怒りが、C社と言う
組織に向かったこと。
自分が怒りに任せて、現場で手を
出せば、禍根が残ったに違い
ありません。
結論として、ハラッサ―に対して
その場でやり返す必要はない。
むしろリスキー。
安全な場所まで退避して、そこから
飛び道具で反撃するのも一考。
ハラッサ―の言動に対して
・ダブルスタンダード
・社会通念上あるまじき行為
などを告発する。記録を残せば
ベスト。
ハラッサ―は、自らが社会規範の
ように振る舞うも、裏では自分に
都合のいい理屈で動いている。
前出のC社常務が、ハラッサ―が
去って行った後、こうつぶやいた。
「あいつは自己本位すぎる」
そんな輩には、正面切って殴るより
飛び道具で反撃する方がベター。
ハラッサ―に攻撃されながらも、
その矛盾を見逃さない。彼らは
狡猾でも、必ず尻尾を出す。
制服の下で牙を研げ。必ず
スキはある。
そしてハラッサ―には、ここ一番
という時に、因果応報よろしく
報いがくるもの。
飛び道具で反撃された後は、
ボロボロになっていくものです。
渾身の一撃を受ければそうなる。
もし貴方が反撃しなくても、
他の被害者が反撃する可能性も
あります。
その際でも、飛び道具で反撃する
準備は無駄ではないでしょう。
今のご時世、ハラッサ―に対する
風当たりは、年々厳しくなって
いってます。
反撃の手段を持っておくだけ、
知っておくだけでも、心理的に
余裕ができると思いませんか?
今後はウエラブル端末で文言は
すべて記録され、いつどんな
発言があったか検索も可能に。
加えて血圧など測定されれば、
ストレスを受けた証拠にもなる
可能性があります。
加えてAIがハラスメントの評価も
行うようになるでしょう。
ハラッサーにとって、都合の悪い
事実を隠せなくなってきている。
被害者は淡々と事実を突きつける
だけでいいのです。
ハラッサーは飛び道具でやられる

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