公→公転職(学校事務に行った女性)

今回は、自治体の非正規職員
すなわち会計年度任用職員から
転職の道はあるか、と言う話から。



タイトルの公→公転職とは
公務職場から公務職場への
転職を指します。



同じ自治体間や、違う自治体への
転職もそうです。転職戦略と設計の
重要性について語ります。



さて、会計年度任用職員として
働いていた知人女性のエピソード
から。



知人女性は、某自治体の事務方と
して働いていました。総務関係の
文書担当だったと記憶します。



仕事自体はハードながら、
彼女はそこで活躍し、周囲の評判も
良かったそうです。



しかしある時、退職するという
話を聞きました。



転職先は、郊外の市立小学校。
地元市の教育委員会の所轄です。
そこへ職員として採用された。



彼女の経験と能力からすれば、
学校事務は長く続けられる仕事
なんでしょう。



健康に一抹の不安を抱えていた
ようで、賢明な選択だと思います。



会計年度任用職員の負担は年々増え、
責任も重くなっています。正規職員の
代わりにあてがうケースもある。



だからと言って、雇用の不安定さは
そのままで、非正規ということで
権限も以前のまま。



こんな環境でいつまで働けるだろうか。
誰しも不安になることでしょう。



そんな時、学校事務の仕事を見つけ
採用された。



公務員で事務方をするなら、学校事務は
悪くない選択でしょう。



行政職に比べて、比較的緩い。
現場はワンオペの一人体制であった
としてもです。



事務の経験値が少なくてもこなせる
仕事である可能性があります。



加えて女性のライフイベントに対する
サポートも厚い。結婚してもママに
なっても続けられる。



公務員ならではの福利厚生がモノを
いう世界ですね。



異動があったとしても、自治体間の
学校間での異動でしょう。



少子化で学校の統廃合があっても、
正規職員なら、雇用の心配を
しなくてもいい。



このような背景から、学校事務に
転身した女性の先見の明ですね。



公→公転職の強みは、経験値を
そのまま使える。役人ならではの
不文律やしきたりも理解している。



これに限った話ではありませんが、
採用において、実務能力もさること
ながら



職場文化に馴染めるかが大事です。
これは民間以上に公務職場で重視
されますね。



非正規職員時代に、経験を積み
情報を得て公→公転職を成功させる
道もあるということです。



ただ学校事務は狭き門で、求人も
少ないようです。だからこそ情報力が
モノを言う。



めったに人が辞めない職場は、求人
自体少ない。当たり前のことですが



逆に、求人がずっと出ていたり
短期間(三か月~半年)で繰り返し
求人が出る職場は危険。



ブラック臭がプンプンします。



正規職員が減っていき、非正規に
正規職員の負荷と責任がシフトする
流れになっている公務職場。



20代~30代の若手中堅がどんどん
正規職員であっても辞めていって
います。



会計年度任用職員でしがみついても
続けられるかどうかわからなく
なってきた。



そんな時、自分が生き残れる
ステージを見つける。前述の
学校事務もそうですね。



サバイバルモードにならず、
削られることなく、続けられる。



公・民問わず非正規労働者で
生きていくなら、生き残るための
戦略設計が必要です。それは何か。



新たな生き方の実験を続けること。
今いる環境がずっと安泰ではない。
これを前提に設計する。



新たな転職先の模索はもちろん、
資格取得や投資の勉強、起業の
準備もそうです。



仕事や趣味を通じて人脈を拡げる
のも該当します。



あとは、今いる環境の構造を見抜き
この先どれくらい勤められるかを
計算しておく。



なぜ構造かと言えば、例えば
イジメの構造が職場にあれば、
人が変わっても同じ事の繰り返し。



自分がイジメのターゲットにならない
ように、汲々としなければいけない。
心身も削られます。



他に、一部の人間が犠牲になって
回っている組織や、既得権益で
美味しい想いをする組織もそう。



そんな構造の職場は、変えようと
すると莫大な労力を要します。
労働組合が介入してもです。



そんな事をするくらいなら、別の
環境に乗り換えた方がいい。特に
中年以降はそうです。



戦略設計をする時に、外せない
キーワードは「自分が生き残れる
こと」



学校事務に転職した前述の女性も
そうに違いありません。



非正規を渡り歩くのも、正規で
しがみつくとは違った難しさが
ある。



自分が生き残るには、何を選ぶか。
何を武器にして準備するか。
経験や資格をどう組み合わせるか。



ちなみにキャリアは足し算でなく
掛け算。組み合わせで1+1=2
ではなくなるのがミソ。



戦略的に臨みプランAがダメだった
時のために、プランBを用意しておく。



転職が失敗だった時のために、
職業訓練を検討しておくのが
まさにそれ。



こうやって何段構えにして臨み、
窮地に陥らない設計をしておく。
これは経験値を上げればできます。



転職は縁とタイミング。チャンスが
来ても、受け取れる自分でないと
活かせない。



心身のコンディションを整え、
余白がある状態を作るのも戦略の
一つ。



職業訓練は労働を離れ、
生活を立て直し自分を取り戻す
稀有な機会なのです。














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