今回は、会計年度任用職員であっても
働くのに要注意な組織について語ります。
過去記事「どっちを選ぶか」で少し
紹介しましたが
いわゆる掃きだめ組織は要注意。
では、掃きだめ組織とはどういった
ものなのか。ある程度の規模の自治体なら
必ずあるといっても過言ではない。
他の部署で勤まらなかったり、
問題を起こし居られなくなったりと
いった「曰く付き正規職員」の収容先。
その他、病休復職を繰り返し
戦力にならない職員の行先でも
あります。
この掃きだめ組織、何がヤバいのか。
会計年度任用職員であっても、その
しわ寄せがやってくる。
正規職員の穴埋めを会計年度任用職員が
することはままありますが
本来、正規職員がしなければならない
仕事までする羽目になる。
もちろん、労働条件通知書で業務の
切り分けは行いますが、アバウトな
ものが多い。
要するに、戦力にならない正規職員の
分まで、会計年度任用職員がカバー
しなくてはいけない。
こうなると、長年仕事に従事して
いる会計年度任用職員が仕事のできない
正規職員に対してマウントを取るように。
あいつは給料ドロボーだ、俺の方が
3倍仕事をしている。今採用試験を
すれば落ちていたに違いない。
そんな陰口がささやかれるように
なります。職場の空気は悪化する
一方です。
こうした職場は概して人間関係が
悪く、ギスギスしているものです。
他人の揚げ足をとってマウントを
取る者、粗さがしをして攻撃する
ものが優位になっていきます。
そんな職場は、当局(人事)側が
楽な組織という認識でいる。要は
その程度の扱いということです。
確かに財政や総務など激務部署に
比べれば楽でしょう。
だからと言って、戦力にならない
職員の尻ぬぐいをさせられる職員は
たまったものではない。
そのハレーション(波及)は
正規職員だけでなく、会計年度
任用職員まで及びます。
先ほど当局側がその程度の扱いと
言いましたが、それを如実に表す
事案がありました。
当自治体では、正規職員の欠員が
深刻な問題となっています。
筆者がいた当時もかなり多かったの
ですが、改善の見込みはなく今では
3ケタに迫る人数かと。
かつて労働組合を通して、欠員を
解消せよ、と人事に強く要求したことが
ありました。
しかし悲しいかな、掃きだめ組織の扱い
です。配属されたのはメンタルを病んだ
曰く付き正規職員。
その人はしばらくして、酒を飲んで
車を暴走させ、物損事故を起こし
懲戒免職になりました。
別のケースで欠員解消の要求をした
時は、送り込まれたのは休職復職を
繰り返す、戦力にならない正規職員。
これ、欠員よりさらに深刻で
数字上は欠員にカウントされない
けれど、事実上は欠員と同じ。
事実上の欠員を抱えたまま、業務を
回さなくてはいけない。機能不全組織は
また別の軋轢を生みます。
筆者が辞めたのは、いくら改善を
要求しても、上記のような職員ばかり
送り込まれる。
そういう人事上の構造であると、
悟ったからなのです。
筆者が退職直前「これからは
曰く付き職員の配属が増える」
正規職員労働組合の幹部語る。
曰く付き職員になりたくてなった
訳じゃないと、上記組合幹部は
語ります。受け皿が必要だ。
そんな彼らを受け入れる方の事は
考えているのか。また新たな病休者を
生み出す原因にならないのか。
こうした負のスパイラルは止めようが
ない流れのようです。
この現状を受け止め、我々が対策できる
事は何か。
できるだけ掃きだめ組織に行かない。
これに尽きます。
当自治体の会計年度任用職員間で、
行ってはいけない職場がSNS等で
拡散されているそうです。
昔は口コミでした伝わらなかった
ことが、今やSNSであっという間に
伝わる。
ただ、今から就職しようとする人が
外部から掃きだめ組織であると知る
手段がない。
そこで、ある程度の目安を紹介します。
筆者の体験に基づくものです。
正規職員が千人単位でいる自治体なら
本庁ではなく、出先機関。
それもある程度の規模のある出先。
50人から多くても100人程度の組織。
求人票を見れば分かります。
ある程度の規模がないと、曰く付き
職員を収容できないからです。出先の
出先組織も要注意です。
本庁の人事課の目が届きにくく、
ハラスメントの温床になっている
ケースもあります。
掃きだめ組織であっても、働く上で
影響をほとんど受けない業種もある。
電話交換などの現業職がそうです。
ところで職場の雰囲気を感じるには、
ファーストコンタクトの印象が
大事です。
可能なら、応募書類は郵送ではなく
直接持参がいい。応募先の人間に直接
コンタクトできる。
その際に、神経を研ぎ澄まし印象を
チェックする。小さな違和感を
見逃さないこと。
問題の多い組織であれば、どこか
引っかかるものがあるはず。
最初に接触した人が組織の代表者で
あると見て、厳しくチェック。
面接まで行って、違和感が確信に
変わる事もあるので、そこから辞退
しても遅くはないですね。
一事が万事、ファーストコンタクト命。
そのくらいの気概で、将来働くであろう
組織を吟味しましょう。
要注意!掃きだめ組織


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