何もないのが当たり前



何もないことが当たり前、トラブルが
起きれば叩かれる・・・成果が見え
にくい仕事があります。



総務や経理の仕事がそうですね。
つつがなく仕事が回るのが当たり前。



警備もそうですが、そんな環境で如何に
評価を上げるか、これが今回のテーマ。



上記の仕事は、加点法ではなく減点法で
評価されます。ミスやトラブルがあれば
評価が下がる。



何もないことを実現するのに、どれだけ
労力をつぎ込んでいるか。これを理解
する人は少ないです。



これを可視化(数値化)し、業務への
貢献度を評価するべきです。まだまだ
時間がかかるでしょうが。



警備で言うなら、監視を怠らず愚直に
巡回し、小さな懸案事項でも報告する。



こうして危険の芽をつんでいるからこそ、
現場や施設の平和が維持されています。



さて、そんな環境でどうしたら評価を
上げる事ができるのか?施設警備を例に
とっていきます。



①パフォーマンス(見せる警備)
②資格取得して責任者に
③指導・育成を行う



まず①から。これは一番手っ取り早く
実現できます。最低限の警備知識、
例えば礼式・所作の知識が必要。



見せる警備とは、身なりを正して
五感を使い、警戒する警備の姿を
アピールすること。



逆に、見られる警備になって
しまっている痛い隊員も少なくない。
服装然り、勤務態度然り。



どうすればかっこいいかといった、
見栄えの良い所作、パフォーマンスを
考え実践。見栄えで差をつけます。



パフォーマンスの為のパフォーマンスに
なってしまっては困りますが、警備は
まず形が大事。



特に会社の看板たる施設を警備する隊員は
クライアントはもちろん、会社の顔です。



F1が走る広告塔なら、警備員は立つ広告塔。
なんてちょっと言い過ぎですが。



②の資格取得して責任者ですが、①が実践
できていて、そこそこ評価されていれば
資格受験の話が来ます。



検定2級が登竜門となります。これは
国家資格です。



上記資格を取得し、評価を上げていけば
責任者の話が来ます。隊長・副隊長など。



ただ警備の責任者は、責任の重さの
割には恵まれない事が多い。



地方の中小警備会社なら隊長クラスでも、
手当が数千円付けばいい方でしょう。
1万いけば破格の待遇ですね。



どこの警備会社も、責任者が不足して
います。それは、職責を任せるに値する
隊員がレアだから。



一般の会社では、考えられないような隊員
もいるのが警備です。社会人として痛い
隊員も少なくありません。



短期間であっても、責任者をすること自体
に価値があります。



そして③指導・育成を行う。これが最も
難しく、かつ成果が最高に出るものです。



具体的には、後輩隊員を検定2級に合格
するよう指導する。



学科や実技項目ごとに訓練を行う。業務の
合間を縫って行うのだから、しんどいです。



業界2番目に勤めた、全国規模のビル管理
会社のB社で、それをやっていました。



教わる側にやる気がなかったりすると、
上達せず、上司から「進歩がない」と
責められたりします。



それは貴方の責任ではありません。
進歩する環境を作らない体制側の責任
なのです。



もし部下が育たなかったにしても、
指導や育成を行った貴方の実力は
大きく伸びているのです。



教える側になる事が、上達する近道で
ある。警備も例外ではありません。



実は②③は、職務経歴書でアピールする
事が出来ます。そう、転職に役立つ経験
を磨いている。



逆に職務経歴書でアピールする事を想定
して、業務遂行するのが転職への近道。



もっといい仕事をするのに、役に立つ
経験はないのか?これを頭の片隅に
置いて業務遂行する。



警備で人生終わらないぞ、と思っている
なら、先を見て行動します。評価されに
くい職場でも、一隊員に甘んじていない。



いぶし銀のような存在が、最高でしょう。
逆に評価してくれと、これ見よがしの
パフォーマンスは、安っぽいものです。



さて警備で培ったものを、転職で
どう活かすか?
まずはアプローチ先から。



警備からの転職で、中年の高望み
しないという条件なら、異業同職の
転職がお勧め。



警備と似たような仕事内容だけど、
警備服を着ない仕事。



以前、地元空港の駐車場管理の
求人がありました。駐車場警備では
なく、駐車場管理。



仕事内容は、駐車場警備とさほど
変わりません。ただ雇い主は地元の
財団法人。



公色の強い職場で、地元警備員には
ほぼ夢だったボーナスもありました。
時給ベースでも、恵まれている。



やっていることは同じでも、業界の
相場が違えば、待遇も違ってくる。
これが異業同職の転職メリット。



その他、セルフスタンドの夜間当直や
油槽所の夜間当直の求人もありました。
(危険物乙四資格が必要)



異業同職の転職なら、警備の未然に
防ぐ労働の価値を理解してくれる
でしょう。



逆に言えば、警備で未然に防ぐ
パフォーマンスを、理解しない
雇い主へのアプローチは厳しい。



そんな人たちは、何か起こってから
対処すればいい。



そんな事後の危機管理しか認識
していなかったりします。



また敵が少ないのも、対人関係に
おけるスキルです。



人間関係を静かに整え、
できるだけ角が立たないように
する調整力です。



異業同職の転職のポイントとして
行く先の業界で必要な資格を取る
のも、戦略上大事です。



先に挙げた、セルフスタンドや
油槽所の当直業務も、危険物
乙四資格が要ります。



逆に言えば、警備の経験と
上記の資格を組み合わせれば
仕事の幅が拡がる。



もちろん、警備検定を持って
いれば、資格の組み合わせで
より強力なアピールになります。



警備検定の所持は、何もない
ことを業務で具現してきた
スキルの証明になります。



難関資格でなくても、組み
合わせで転職に必要な武器に
なるのです。



そして人間関係を含め、軋轢を
減らしトラブルを未然に防ぐことで
業務に貢献してきたスキルは



職務経歴書や面接でアピール
しましょう。



事後の危機管理を重視する
職場は多いけれど、未然に
防ぐ方が、コスパタイパがいい。



そのことに使う側が気づいている
職場こそが、縁のある居場所。



中年からの転職は、高望みは
NGですが、自分の居場所を
探す旅なのです。



自分の強みを発揮できて、
自己肯定感が上がる居場所
こそが、幸福度を上げます。



未然に防ぐスキルを評価して
くれて、必要としてくれる
職場こそ、縁がある。



そんな環境を追い求め続けることで、
必ずたどり着けるに違いありません。







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