警備の仕事はキャリアにならない?



警備員からの転職は難しいと考える
大きな根拠?に、警備は仕事ではない
という見方があります。



仕事とは、立案→実行→検証→立案の
サイクルがある。警備はそれがないから
仕事ではなく「労働」であるという考え方。



今回は、上記が偏見であると言う事と
警備員からの転職を意識すれば、キャリア
アップにつながるという話をします。



まず、警備は仕事ではなく労働という偏見。
上記のサイクルが無いと、仕事ではないの
でしょうか。



すなわち、仕事でないからキャリアアップ
できない。



この考え方は、自分が何を目指しているかで
変わってきます。



警備を仕事と思わない人は、ただレンガを
積んでいるとしか思いっていない。



逆に警備でもキャリアアップしていく人は
家を作っていると思っている。
要するに、先を見据えているかどうか。



個人的な印象では、警備を仕事と思っていない
人は、警備でも大した活躍はしていない人が
多いように見えます。



さて、警備でキャリアアップして転職に繋げる
にはどうすればいいのでしょうか。
ポイントは、職務経歴書を意識して従事する。



現時点で自分は職務経歴書に何が書けるのか
こんな資格を取りました、この現場で責任者を
担当しました。それもいいでしょう。



僕が勧めたいのは、警備の究極の成果である
「未然に防ぐ」をどれだけ頭を使い工夫して
実行したか、ということ。



例えば防災センターの警報盤の掃除を励行して、
部下にも指導した。



鍵のタグ名称を、具体的な場所ではなく
記号に変えた。これは落としたりした時に
簡単にアプローチできないようにするため。



このような小さな改善を積み重ねて業務を
改善した。これは労働ではなく仕事です。



警備を仕事と思わない人は、言われた事しか
できないから、というのが理由でしょう。



自分のアイデアを使って業務改善するのは、
言われた事だけやっているのではありません。
警備をなめるな。



上記のような業務改善をアピールする際に
留意して欲しいことがあります。



それは、ルールや法令に基づいて
行ったものであるということ。



ルールとは警備仕様書や警備計画書で
あり、法令とは警備業法なのです。



これらに基づいて行ったということが
説明できれば、警備以外へ転職するのも
不可能ではないでしょう。



但し警備の「未然に防ぐ」パフォーマンス
に価値を感じない業種であれば難しいかも
しれません。



逆に、法令を遵守し業務を遂行するお堅い
業種であれば、転職の可能性が拡がります。



自分は職務経歴書に何が書けるのか、を意識
して従事する。転職という先を見据えた
アクションが、人生の流れを変えていきます。



検定資格や指導者責任者を取らずとも、
暇な時に、警備教本を眺めるだけでも
違ってきます。施設警備ならその機会大。



そう、インプットに勤しむことが転職への
キャリアアップに繋がるのです。



加えて、警備に詳しい上司に現場ではこう
なってますけど、こういう考えですねと
質問できるようになれば、尚よいでしょう。



自分は恥ずかしながら、職務経歴書の書き方を
指導してもらったのは、職業訓練に行っている
時でした。



自分が何に向いてるか分からない、という
人は、職業訓練に行くのも一つの方法です。



訓練科目にかかわらず、自分の人生の流れを
変える経験をしに行くんだというスタンスが
大事です。



警備でインプットしたものがあるから
こそ、転職の場でアウトプットできる。



警備を仕事ではないと軽視する人は、この
インプットを舐めている。する気がないから
かもしれません。



インプットをろくにしないで、これまでの
職業感で観ているわけです。前職の方が
大変だったぞ、と要するに舐めている。



真剣勝負していないわけです。



職務経歴書は、転職に際してあなたが
警備という場で真剣勝負の上、成果を
出しましたとアピールするツールなのです。



加えて大きな武器になるのは、
リーダー経験。警備以外の仕事でも
そうですね。



現場責任者クラスでも、使えない
隊員の面倒を見ることも少なくない。
要するに、2人分の仕事を抱える。



煮ても焼いても食えぬ(失礼)ような、
いわゆるお荷物隊員を抱えて業務を
遂行するのは、珍しくない。



責任者に任命するなら、部下の
人選をさせてくれ!と言いたく
なります。



もっと言うならば、警備業界は
他の業界と比べ、社会人としての
レベルが低いような気がします。



そんな環境で、現場を回し
事故なく業務遂行する。これが
どれだけ大変か。



警備業は人が足りません。
厳密に言えば、有為な隊員が
足りません。



それ故、ちょっと使えそうな
隊員が来ると、リーダーにさせ
られます。



それは新たな苦労を抱えることに
なりますが、キャリア全体として
見れば、悪くない。



警備より、もう少しましな待遇の
仕事に就くことを志しているなら、
むしろチャンスです。



その際は、出口戦略すなわち
転職を見据えていること。



というのは、煮ても焼いても食えぬ
部下を使うのもそうですが、変な
上司に使われると、削られます。



最悪、心身を病んでしまう。
そうなる前に、脱出する算段を
つけることが身を守ります。



それほど、警備のリーダーは
責任が重く、負荷も高いもの。



かつて自分は、隊長直属の班長と
して、当務(隊長は平日日勤のみ)の
責任者として従事して事があります。



隊長は、自分の仕事を班長に振る
ことが増えてきたのです。二言目には
班長の負荷が増える、と。



当務中の仮眠時間も犠牲にして
業務遂行しろ、というような
指示も出てきました。



潰される。そう直観した自分は
退職しました。ブラック企業で
あれば、無理からぬこと。



ただそこで得た経験は、後の
肥やしにはなりましたね。



最後に、転職を見据えたキャリア
形成を意識するなら、以下のことを
意識するといいでしょう。



この現場では、警備業法の認識を
深めた。



この現場では、礼式や巡回などの
スキルを磨いた。



この現場では、リーダーとして
マネジメントの在り方を学んだ。



各現場ごとに、修行のテーマの
ようなものがあるはずです。



当時は分からなくても、後になって
職務経歴書を書く時に整理していると
気づいたりします。



そうやっている内に、醸成して
欲しいものがあります。面接でも
言えるように。



それは「信念」です。例えば
トラブルは降りかかるものじゃなく
引き寄せるもの。



自分はこの職場をどうしたいのか。
どんな結果を創り出したいのか。
こんな想いが信念を醸成していく。



信念が軸にあると、キャリアに
箔を付けます。面接でも相手に
刺さりやすくなるでしょう。



業務を突き詰めて、信念まで
昇華するなら、きっと今いる
業界を突き抜けるに違いない。










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