人の本性が見える瞬間


皆さんは関わる人の本性を知りたい
と思いませんか。

SNSで、ある気づきがあったので
紹介します。転職の際にも使え
そうです。

結論を言えば「人の本性は去り際に出る」

どんなにいい人に見えたり、優しそうな
顔をしていても、去り際にその人の本性が
出てしまうもの。

利害関係が無くなった途端、急に
冷たくなったりすると残念な人という
印象しか残りません。

出会いは演出できても別れ際は
その人の本性が垣間見えるものです。
というものでした。

これについて、自分はしくじったな
という経験があります。

警備業界2番目に勤めた、全国規模の
ビル管理会社B社を辞める時の事。

辞める直接の原因は、ぶっちゃけ隊長の
パワハラです。

最後の挨拶で、皆の前で毒を吐いて
しまったのです。

隊長曰く「(班長として)一番仕事を
してくれた」と言ってくれました。

それに対して自分は「責任者になった人は
クビか、降ろされるか・・・」と舌鋒
鋭くカウンター。

事実であったにせよ、隊長をはじめ
周囲は凍り付いたでしょう。

社会人として、口には出してはいけない
文言でありました。

そんな事を言わなくても、因果応報
よろしくB社警備隊は崩壊するのです。
自分が去って2年後でした。

回想するに、最後に毒を吐くのではなく
こう言うべきだったでしょう。

「いろいろあったけれど、無事に業務を
終える事ができた。班長職の職責を引き
継いでくれるのを期待します」

毒舌ではありませんが、プレッシャーを
残すのです。

当時、B社警備隊は隊長と平隊員の間に
入る、班長すなわち中間管理職になる
人がいませんでした。

というのも、自分が毒を吐いたように
中間管理職を含め責任者はクビか、
降ろされるか。

平隊員の尻ぬぐいでそうなる事も、
ありえるのです。それゆえ平隊員は
誰も班長になりたがらない。

そんなポストに足る隊員を育成する
義務があるのが隊長です。指導教育
責任者なのですから。

すなわち、隊長にとっても平隊員に
とってもプレッシャーをかける。

そもそもこの時点で、職場としては
詰んでいたのです。そんな職場に
しがみつく理由もありません。

自分が去った後、班長職は輪番制に
なったと聞きました。要するに
誰もなる平隊員がいない。

この背景であれば、あえて毒を吐く
必要もなかった。自分の仕事運が
低下するデメリットだけでした。

一方毒を吐いてNGなのは、使う側も
同じです。

辞めていく部下に「お前はどこに
行っても勤まらない」と言う。
一番有名な捨てゼリフ。

辞める側も辞められる側もそれぞれ
言い分があるでしょう。

退職に至るのは、忍耐が限界を超えた
訳で、筆舌に尽くしがたい想いもある。

上記のような文言が出てくる根底には、
とことん追い詰められて暴発した、と
いう事情があります。

この余裕のなさが、禍根が残るような
文言を言わせているのです。

お互い、こいつはダメだから金輪際
縁を切る、というスタンスではなく

縁があったらまた戻ってくる可能性
もある、くらいに収めたいもの。
建前や社交辞令であっても、です。

いつの間にか、丸く収めるという
事を忘れてしまった日本人。新自由
主義の弊害なのか。

去り際に人間関係のしこりを残す
言動は、その後の仕事運も低下
させるものです。

自分がブラック企業B社を蹴っ飛ばして
転職したC社も、B社に負けず劣らず
ブラックでした。

教訓として言えるのは、毒を吐くほど
とことん追い詰められる前に、余力を
残して去りましょう。

ブラック企業ほど、頑張ってしまう
もの。頑張らざるを得ないもの。

ストレスや疲弊は、人格をも変えて
しまいます。

理不尽極まる世の中で、せめて自分が
歪んでしまわないようにするには、
とことん追い詰められる前に手を打つ。

変だな、と違和感を感じた時点で
すでに黄信号なのです。

冒頭に本性と言いましたが、環境に
よる影響もないとは言えません。

ブラックな環境で、歪んだ自分が
全てであるように思われるのは、
後々損をします。

ところで、人の本性は去り際に
出るといいましたが、もう一つ
あります。

それは、権力のある立場に就いた時。
前出のB社隊長もそうでしょう。

平隊員から、突然隊長に特進した
のですが、背後には闇の工作が
あったのです。

前職で同僚であった、所長と結託し
前隊長の排除工作を行っていた。

評判の悪くなかった前隊長に因縁を
つけ、クライアント側に偏った印象を
与え、解雇という形を取ったのです。

前隊長にとっては、青天の霹靂であり
理不尽の極みであったでしょう。

それでも前隊長は、感情を押し殺した
ようにして、去って行きました。立派な
去り際でしたね。

一方、隊長の実力もないまま昇進して
しまった手前、恐怖政治でしか部下を
支配できなかった。

自分が気に入らなければ、始末書・
クビ。その根拠が真っ当な社会通念から
出たものなら、まだましでした。

ところが、模範となるべき隊長の
勤務態度は、話にならなかったのです。

隊長の口癖は、上司は嫌われるのが仕事。

嫌われるだけなら、小学生にだって
できます。職場を前進させようと
確固たる信念がないといけない。

結局、員縁を付けて解雇したであろう
部下からの告発で、クライアント側の
信用を失い、臨時入札でTHE END。

隊長を含め、全員が解雇となり
ました。

権力の濫用で、部下や組織を潰して
しまったのです。

人の上に立つ器でもないのに、
管理職にしてしまった組織の
悲劇ですね。

そんなパワハラ隊長に対して、
去り際に毒を吐いた自分も大概
ですが

どうしてもパワハラに反撃したい
なら、辞めてからでも遅くは
ありません。

証拠を集め、しかるべき機関に
告発すれば、動いてくれることが
ある。

個人的観測では、パワハラをする
いじめっ子タイプは、大抵脇が甘い。

それはどういう事かと言えば、
他人の落ち度は血眼になって、
揚げ足を取ってくるのに

我がことになると、自分が
特別という自意識過剰。
そこを突く。

前出のB社隊長を沈めたのは、
因縁をつけ解雇されたであろう、
元隊員の告発。

それも、インターネット掲示板に
派手にぶちまけたものでした。

それがクライアント側の目に留まり、
「本当ですか」と隊長に問い合わせが
あり、万事休す。

人の恨みを買うほど、執拗に復讐
してきます。隊長は恨みの怖さに
対して、危機管理がなさ過ぎました。

詳しくは過去記事
「ハラッサ―は飛び道具でやられる」
を参照願います。

去り際は穏やかに、しかし心の
中では弓を引く。

角を立てなかった分、反撃された
相手は、泡を吹くでしょう。

パワハラ上司には、大人の去り際を
見せておいて、後から一泡吹かせ
るのも、大人の嗜み?です。

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